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13 de janeiro 今日、研究所で友達と話している、僕が所属する部門の部門長が来てこんな話を教えてくれました。昨日、TVで雷や電離層における放電現象の特集をやっていたそうなんですが、その中で2003年に不運な事故により墜落したスペースシャトル「コロンビア」がでてきたそうです。その事故の原因は、上昇中に断熱材が翼に当たり亀裂が入ったとされていますが、この番組ではその原因がなんと「雷」であったという証拠を示していたそうです。 彼の話によると、ある人が地上からスペースシャトルが通る軌道をカメラで捉えようと待ち構えていたそうです。そしてその日は青空が広がっており、スペースシャトルをカメラに収めるには絶好の好条件でした。さあ、いよいよスペースシャトルがやってきたぞとカメラを回していると、スペースシャトルが通ってきた軌道に沿って雷が走り、スペースシャトルの翼に命中したそうです。 ここで不思議なのは「青空なのに雷?」ということです。雷を研究している友達の話によると、ときどきこのような現象が見られるとのこと。ただ、スペースシャトルは高度200km程度(ジャンボジェット機の高度が10km)のところを飛行しているので、そこは電離層とよばれる分子や原子が電離した状態(イオンと電子)で存在する領域なので、中性大気が支配している地上の雷のメカニズムとは異なっていると考えられます。これがもし本当だとすると、非常に面白いトピックであるのと同時に、宇宙環境利用の観点から非常に重要な(そして深刻な)問題であると言えます。ちなみにNASAはこの事実を隠していたそうです。 自分の専門分野とはちょっと違いますが、非常に興味深い話でした。
by dkaqua2005
| 2006-01-14 05:22
| 研究所にて
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