Tudo bem? ~ From SJC, SP, Brasil


ブラジル・サンパウロ州・サンジョゼ・ドス・カンポス市での日々の生活を伝えるブログです。
by dkaqua2005
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カテゴリ:研究( 8 )


論文


8 de setembro

最近、投稿していた2本の論文がやっと受理されました。
1本はすぐにリプライが来たので問題なかったのですが、
もう1本は投稿から1年もかかってしまいました。
まあこういうこともありますね。
次はもっとスムーズに行くように内容の吟味と推敲をしっかりしなくては。


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by dkaqua2005 | 2010-09-09 08:09 | 研究

どちらがどちらを駆動するのか?


2 de fevereiro

先週末ドイツからヴァシリューナス博士がいらっしゃっていました。うちのボスは彼と顔見知りなのでいくつかミーティングに参加することに。そのミーティングでは2001年頃から博士が主張している問題についてみんなで議論しました(詳しい内容はGRL, 28, 2177-2180, 2001にあります)。

問題はMHD近似の下、オームの法則から
E(電場)+ v(プラズマの速度)× B(磁場) = 0
となることより、電場がプラズマ中に印加されればプラズマの運動が駆動されると見ることができます。実際数多くの論文の中でこのアイディアが利用されてきました。しかしヴァシリューナスさんはこれに疑問を持ちゴリゴリと計算し直した結果、プラズマの代表的なパラメータであるAlfven速度が光速度よりも十分小さければ、プラズマの流れは電場を生み出すが、電場がプラズマを駆動することはないという結論に達しました。かなり基本的で見落としがちなことですが、結構おもしろい問題です。まだ完全にはフォローできてませんが、電離圏と磁気圏のカップリングを考える上で電場の侵入というのは重要な課題なのでこれからじっくりと考えてみたいと思います。

今日はわけ分からん話で失礼しました。

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by dkaqua2005 | 2009-02-03 07:01 | 研究

Fejerモデル


15 de julho

いつもやっているleituraのなかでよく出てくるFejerさん。電離圏の分野では結構有名な人らしい。今はアメリカで教鞭を取っているようだが実はブラジル人のようだ。うちのボスも彼をよく知っているらしい。彼の論文を幾つか読んでみたがよく分からん。ということで同じモデルを自分で作ってみました。一般にシミュレーションコードを作ろうと思うとめちゃくちゃ大変なのですが、彼のモデルはempirical model。つまり半分計算、半分観測に基づくモデル。論文を読みつつ4次B-Splineの基底関数を自分なりにプログラムをつくり、論文のAE index(オーロラが作り出す電流強度を示す指数)の条件と合わせて垂直方向のドリフト速度分布を計算。なんとかそれらしい結果が得られました。こうなるといろんな条件でやってみたくなります。ということで今日一日いろんな条件を使ってこのプログラムで遊んで、もとい調べていました。ある地点の時間変動を詳しく見てみると約1日後にかなり大きな電離圏ダイナモによる変動がある。なぜだろう?興味本位でつくったプログラムですが、なかなか楽しくなりそうな予感です(わけ分からんでしょうがさらっと流してやって下さい)。

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by dkaqua2005 | 2008-07-16 09:10 | 研究

最近のこと



23 de abril

最近、続けて4本の論文が受理されました(そのうちファーストは2本)。
論文の内容自体はそれほど目新しいものではないのですが、
それなりの達成感はあります(なんか書いたぞーって...?)。

中でも、修士のときに取り組んでいたオーロラの研究についての論文が
アクセプトされたと当時の指導教官だった先生に聞いたときはかなり
うれしくなりました。
これは僕がファーストではなく先生が身代わり(?)となって頑張ってこられたからこそ
の結果なのです。S先生お疲れ様でした。そしてありがとうございます。

この研究はオーロラブレイクアップ時に磁気圏尾部のプラズマがどこから
どのようにして地球に振り込んでくるのかという、オーロラファンをわくわく
させるようなものです(だと思ってますが如何でしょうか?)。

オーロラの物理にはまだまだ分からないことがたくさんあります。
今現在の自分のトピックとは違いますが、いつか本腰をいれて取り組んでみたいです。


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by dkaqua2005 | 2007-04-24 06:29 | 研究

みんなどこかでつながっている。



5 de fevereiro

同期現象という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、何も物理の難しい現象にだけに見られる特別なものではなく、「リズムを合わせる」「あうんの呼吸」など日常の言葉にもあるように、私たちのごく日常にも見られる現象です。

同期(あるいは引き込み)と呼ばれる現象は、二つ以上のそれ自身があるリズムを持った物(振り子など)のリズムがまさに一致する現象です。ここで、この現象が起こるためにはある条件が必要となります。それは、何らかの形で互いに「つながっている」ことです。物理的な言葉で言えば、相互作用があることになります。

もし、お互いにつながっていない(独立している)のであれば各振り子は勝手気ままに揺れることができます。しかし、互いの存在を感じる何らかの「つながり」があれば(例えば、振り子が共通のある程度伸び縮みする糸からぶら下がっている)、それらは互いに影響し合い次第に同期していきます(厳密には相互作用の強さだとか周期の差がそれほど大きくないという条件を伴いますが)。

とにかく、このようにわずかながらも「つながっている」ということを各振動子が感じることにより、非常に豊かな現象やパターンを示してくれます。たとえば、東南アジアのある島に生息するホタルは、ある大きな木に泊まってまるでクリスマスツリーのようにリズムを合わせて点滅するそうです。また、宇宙に多数ある銀河の形成や化学反応実験で見られるらせん模様などもこの同期現象に関連しています。人間も、よくよく考えればあるリズムをもった細胞の集まりです。何がこれらの細胞を組織し統率しているのか非常に興味のある問題です。また人間社会にも同じことが言えます。みんなどこかで誰かと(何かと)つながっている。

実は、この同期現象は今現在の僕の研究にも関連しています。僕の研究はこの同期というアイディアを宇宙に見られる波動場(専門的には乱流といいます)あるいは構造の解明に応用しようというものです。将来的には宇宙という分野だけでなく、海洋、大気、経済など他の分野にも応用できるものを作りたいと考えています。

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by dkaqua2005 | 2006-02-06 00:47 | 研究

ただいま査読中



25 de janeiro

今週、ある学会誌から論文のレフェリーをしてくれないかという打診が来ました。これは学生の頃の指導教官の先生(この学会誌の編集委員の一人)からのご推薦があったためです。内容を見るとカオス時系列解析を使った時系列予測に関するもの。学生のころ興味があっていろいろとやった経験はあるのですが、しばらくカオスからは離れていたので結構忘れている部分があります。というわけで、これをいい機会と勉強がてらにレフェリーを引き受けることにしました。

そして、ただいま査読中です。自分とはちょっと違う分野なので、専門用語などが分からず図書館にいってひたすら調べ物。そして、論文中の式が正しいか、ゴリゴリと追試の計算。さらに意味不明な英文に遭遇し、ひたすらその意味を考える。

こうやって査読していると、自分の論文も世界のどこかで誰かさんが、こうやって一生懸命読んでくれていたんだと、初めて実感することが出来ました。

最近は、論文結果の捏造がよく話題になりますが、論文を審査するレフェリーの責任は著者以上に重大だと思います。そういう心づもりで気を引き締めて査読したいと思います。


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by dkaqua2005 | 2006-01-26 06:51 | 研究

Revision



28 de Setembro

今日、以前投稿を済ませていた論文の査読結果が返ってきました。
その結果は...。

「かなりの修正が必要である。」

との回答。ただ、この論文に対するレフェリーの評価はそれほど悪いものではなく、解析過程の説明が不足していたり、文中や図中に誤った記述があったり、またこちらの意図が文章からうまく伝わっていなかったようです(英語ってホントむずかしいです)。
これらのコメントを読んで、

「なるほど、この表現は適切でなかったな」

などと、これまでには気づかなかったことがたくさんありました。やはり、科学にとって批評は大事ですね。そして、誰もが理解できる表現で理論を展開すること。ここのところは、今現在はちょっと難しいですが(一般の人からするとかなりマニアックな研究なので)、少しでもその理想に近づけるようにしたいものです。


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by dkaqua2005 | 2005-09-29 08:01 | 研究

Nature



30 de Agosto

昨日、いろいろと論文を検索していると、偶然Natureの記事に知っている人の名前を発見しました(Sundkvist et al. 11 August 2005)。内容も結構おもしろいです。
Natureという一流雑誌に我々の分野から、しかも知っている人のグループの記事が載っているというのは誇らしい気がします(自分は関係ないですが..)。彼らに負けないよう、いい成果をあげられるよう、頑張ります。


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by dkaqua2005 | 2005-08-31 06:41 | 研究