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12 de Setembro 昨日久しぶりに映画を見に行きました。見たのはもちろん先週お話した、「GAIJIN」。 この映画はリメイクではなく、昔撮られた「GAIJIN」の主人公、ちとえさんのその後の人生を描いたものでした。今回は、ちとえさんのお孫さんの視点から見た「ばっちゃん」の人生という切り口で語られていました。 物語は、100年ほど前の福岡のある村から始まりました。映画の中の登場人物らは「博多弁」を話しており、まるで自分が福岡に戻ったような錯覚に陥るほどの懐かしさを感じました。主人公であるちとえさんは、実家の暮らしを助けるためにブラジルへ行くことを決意し、そして前回お話したように大変な苦労をした後、娘さんのしのぶさんと親戚の伯父さんらとともに、サンパウロ州のすぐ下に位置する、パラナ州のロンドリーナという町へ向かいます。 じつは、このロンドリーナという町は、仲のいい友達の生まれ故郷でもあります。なんという偶然でしょう!ちょっとびっくりしました。 このロンドリーナという町で、ちとえさんらは、銃と斧をもって、自分の住む場所を開拓し、学校を建て、第2次世界大戦後の悲劇を乗り越えて、たくましく生きていきます。その後、物語はちとえさんの孫の家族を中心として、日本で生活する日系ブラジル人(GAIJIN)の苦労を描いています。 この映画を見ていると、本当にいろんなことを考えさせられます。第2次大戦後、情報がうまく伝わらなかったために、日本人の間で「日本は勝った、いや負けた」と争いが起こり、死者まででたという事実を全く知りませんでした(このことが日本語で出版されているサンパウロ新聞創刊のきっかけになったそうです)。 本当にいい映画です。日本で上映されるか(あるいは上映されているか)は分かりませんが、機会があればぜひご覧ください。 ちなみに、友達の話によると、監督のヤマサキチヅカさんはSJCからも近いTaubatéという町に住んでいるそうです(不確か)。
by dkaqua2005
| 2005-09-13 06:53
| SJCにて
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Comments(2)
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by
taka
at 2005-09-13 13:42
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こんにちは。初めてコメント投稿させていただきます。私は只今米国在住でありますが、いつかブラジルに行ってみたいなと思っています。ブラジルには多くの日系人の方が折られると思いますが、ここアメリカもそんなに多くはありませんが日系人が住んでいます。こちらで生活していると日系の方と関わることも少なくなく、会うたびにいろんな話を聞かせてもらいます。大戦時はアメリカの日系人も苦労したようですが、ブラジルの方はもっと大変ななかを通られたんでしょうね。私の友達に日系ブラジル人がいるんですが、「勝ち組負け組み」の悲惨な話を聞かせてもらったとき、なんとも言えない気持ちになりました。この"GAIJIN"、是非とも見てみたいです。
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by
dkaqua2005
at 2005-09-13 20:32
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はじめまして、takaさん。コメントありがとうございます。
本当に楽しくて、悲しくて、元気のあふれるいい映画です。アメリカでも、上映されているといいですね。
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